前回の記事で触れた「エピディオレックス」について。
■エピディオレックスってなに?
”医薬品グレードのCBDオイル”ともいわれる純粋なCBDオイルでありCBD製剤です。
体重1kgあたり×2,5mgを1日2回からはじめ、医師の指導に基づき最大では1kgあたり×10mgを1日2回までの増量が有効なことがあるそうです。
たくさんの量を摂れば摂るほど良い、というものではないのですね。
どちらも難治性てんかんを発症し命をおびやかす難病です。
エピディオレックスの製造元はアメリカのグリーンウィッチバイオサイエンス社。(GW製薬)
このサティベックスは28カ国以上で販売されておりTHC(※2)とCBDを1:1で含む、カンナビノイド(※1)系がん疼痛治療剤です。
なんと日本の大塚製薬が約12年前の2007年からアメリカでの独占的な開発・販売のライセンスを持っています。
(※2 THCとは:テトラヒドロカンナビノールの略。いわゆるマリファナの陶酔感などをもたらす代表的成分ですが、CBD同様に医学的・治療的用途も有しています。)
詳細をお知りになりたい方はこちらで確認することができます。[ 大塚製薬公式HP ]
■医薬品CBDのいま、そして摂取量のめやす
(もちろん、CBD製品なんにでも適用されるわけではありません。)
そのことにより飲食店での提供が取り締まられるなど混乱が生じていますね。
米国では医薬品を食品として提供することが禁じられているからです。CBDが悪いのではなく、「効能が認められた医薬品である」ことが問題なのです。
自然の産物である大麻草のような天然のものが医薬品として認められた例が少ないせいで、
こういった混乱が起きていると言われています。
「人々はすでに何が必要かを理解している」、とはよく言われますが薬・サプリ・さまざまなプロダクトは実際に手元に届くことが大切ですのでそのための法整備がのぞまれますね。
について考えたことのある方も少なくないと思います。
ご自身のライフスタイルや体質・体調などと相談になります。
もちろんそれは常識の範囲内での摂取量に留めるかぎり問題ないわけです。が。
いまひとつ釈然とせず、体感もないぞ。という方、使用量について皆目見当がつかない、とお悩みの方はエピディオレックスをひとつのガイドラインとして参考にされてみてもよいかもしれません。
ちなみに体感にこだわらず、ニコチン入り煙草の代替品としてはもちろんのこと、
またはアロマや水蒸気を楽しむ健康習慣としてのCBDリキッドを利用したとしてもちゃんと価値があります。
なぜなら身体の調子をよくすることすべてに体感があるわけではないですし、
欧米では予防医療という考え方もすすんでいます。
その場合も重視するべきは製品の品質になります。
なかにはごく微量のCBDを含んでいるに過ぎない”CBD入り製品”も少なからず市場に出回っているからです。
いたずらに濃度の高いものを求める必要はありませんが、含有量の少なすぎるのも問題です。
西洋医学が台頭する現代で医療費の社会負担が問題視されるなか光明となり予防医療、
さらには代替医療の分野からもCBDが非常に期待されています。