FDAから安全性について警告。CBD製品を販売する15社についてニュース解説

FDAはこのニュースリリースで、大きく二つの重要事項を伝えています。

日本国内におけるCBD文化の健康的で健全な発展を願い、こちらのニュースについて解説します!

2019年11月25日

本日、米国食品医薬品局は、連邦食品・医薬品・化粧品法(FD&C法)に違反してカンナビジオール(CBD)を含む製品を違法に販売したとして、15社に対する警告書を公表しました。

FDAから警告状を受け取った企業は以下です。


Koi CBD LLC  カリフォルニア州ノーウォーク市

Pink Collections Inc.,  カリフォルニア州ビバリーヒルズ市
Noli Oil,  テキサス州サウスレーク市
Natural Native LLC,  オクラホマ州ノーマン市
Whole Leaf Organics LLC,  カリフォルニア州シャーマン・オークス市
Infinite Product Company LLLP, Infinite CBDとして事業展開,  コロラド州レイクウッド市
Apex Hemp Oil LLC,  オレゴン州レッドモンド市
Bella Rose Labs,  ニューヨーク州ブルックリン市
Sunflora Inc.,  フロリダ州タンパ市/Your CBD Store, フロリダ州ブレーデントン市
Healthy Hemp Strategies LLC, Curapureとして事業展開,  カリフォルニア州コンコード市
Private I Salon LLC,  ノースカリフォルニア州シャーロット市
Organix Industries Inc., Plant Organixとして事業展開,  カリフォルニア州サンバーナーディーノ市
Red Pill Medical Inc.,  アリゾナ州フェニックス市
Sabai Ventures Ltd.,  カリフォルニア州ロスアンゼルス市
Daddy Burt LLC, Daddy Burt Hemp Co.として事業展開,  ケンタッキー州レキシントン市
そして、新たに公表された改訂版ガイドラインでは、
当局は一部の製品のカンナビノイド化合物の化学成分をテストしましたが、多くは彼らが主張したレベルのCBDを含んでいないことが判明しました。また、安全でないレベルの汚染物質(農薬、重金属、THCなど)を潜在的に含むCBDのレポートも調査しています。

CBD含有量がラベル通りに含まれていない、また安全性も保障されていなかったということです。衝撃的な内容です。

重要事項としてまず一つめはタイトル通り、
連邦法に違反しCBD製品を販売している15社に警告を出しましたということ
15営業日以内に違反を修正する方法を提出することを求め、速やかに対応しなければ製品差し押さえ差止命令など法的措置もありえるという、厳しいものです。

15社のなかには、日本国内で販売中のものも含まれていますね。。

二つめは、CBD製品の安全性についてです。

CBDの安全性については多くの疑問が残っていることを強調しておきます。例えば農薬や重金属などの汚染物質が製品に含まれているという数々の報告書は、本質的なリスクとして考慮されるべきです。
私たちはCBDに対する公共の重要な関心を認識しており、これらの製品の多くの科学、安全性、品質に関する知識のギャップを埋めるために、利害関係者や業界と協力する必要があります。

こちらの指摘は製品の安全性において非常に重要なことですが、消費者側からは確認することが難しいという実情があります。CBDの原料である大麻草は農産物ですので、原料の生育環境や、加工場の環境・管理すべて保証され信頼できるものが理想ですね。

CBDに限らない事ですが、法整備の追い付いていない現状、実際に安全な製品を生産するのかどうかは企業に委ねられているといえます。そこでFDAからの警告が発行されたわけです。

FDAは、今後数週間のうちに、これらの製品に対するアプローチに関して進捗状況を更新する予定です。
FDAの主席副長官であるエイミー・P・アバーネシー博士は言います。
「我々FDAは、大麻およびCBDのような大麻由来の化合物を含む製品の規制アプローチをさらに明確にするために迅速に取り組んでおり、市場を監視し、さまざまな公衆衛生上の懸念を引き起こし法律に違反する企業に対して必要な措置を取ります。国民全体を保護し、イノベーションを育成し、消費者の信頼を促進するという我々の使命に沿って、CBDに関するこのような包括的なアプローチは、FDAが規制する他の成分について採用するものと同じです」
このように違法なCBD関連プロダクトを販売する15の業者に警告を発行・公表され、CBD関連のプロダクトに関する新たなガイドラインが公開されました。
このことにより、過去記事でお伝えしたCBD製剤エピディオレックスのGW製薬は1%以上の株価の上昇がありました。
CBD関連企業大手 Tilray社も詳細なガイダンスの公表を「自社製品に自信がある」と歓迎したそう。今後ますますCBD製品に関する規制が整備され、安心して利用することができる流れとなりました。日本国内で一番安心して使えるCBDリキッドであり続けるためにLily Steamでも消費者の立場に立った対策を提案していきます。


現在『Steam Clinic with CBD』シリーズはその品質の高さと誠実な価格設定から都内薬局での販売オファーや、全国区の量販店様からのオファーを頂いております。

有難いことです!

出典:https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/fda-warns-15-companies-illegally-selling-various-products-containing-cannabidiol-agency-details