2019年8月23日、
米公衆衛生局より電子タバコの使用が原因とみられる肺疾患による、
初めての死亡例が出たと発表されました。
ご心配されている方に向けてわかりやすく解説したいと思います。
参考になりましたら幸いです!
※電子タバコとはVAPEのことで、アイコス等の加熱式たばことは区別されています。
【概要】
この夏は全米で電子タバコ使用後の呼吸器系の疾患の報告がつづき(2000件以上!)、現在のところ死者は39人にのぼるが原因が特定されずにさまざまな憶測を呼んでいました。
医療関係者や調査当局は患者に電子タバコの使用しか共通性がみつけられず当惑、
電子タバコ全般の使用をやめるよう勧告するなどしていました。
2019年11月8日、
米疾病対策センター(CDC)が米国の電子タバコ関連の肺疾患の検査の結果、
「ビタミンEアセテート」が懸念すべき非常に強力な要因だとする発表をしました。
CDCは米国内10州の患者29人の肺組織サンプルを調べ、
そのすべてからビタミンEアセテートを検出した。
また、植物油、鉱油などの石油蒸留物、MCT油、
テルペン(THC製品に含まれているか、THC製品に追加されている化合物)を
含む、
電子タバコまたは蒸気を発する製品に含まれる可能性のある他のさまざまな
化学物質についてテストしました。
懸念されるこれらの潜在的な化学物質は、テストされたサンプルでは検出されませんでした。
肺疾患との因果関係を特定するにはさらなる調査が必要だとしており、
複数の物質が原因となっている可能性もあるとした。
なお、29人のサンプルのうち23人分からはTHCが、
16人分からはニコチンが検出されている。
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「ビタミンEアセテート」とは?
酢酸トコフェロールのエステルで、酸化防止剤、皮膚コンディショニング剤として働く成分。カンタンに言うと「人口の合成ビタミンE」!
多くの化粧品や医薬品に使用され、肌への浸透が良く、保湿効果が高い。
が、吸引すると肺に有害な影響を及ぼす可能性が示されている。
ではなぜこの危険な成分がリキッドに含まれていたのか?
健康意識の高いCBDユーザーの方なら聞いたことがあるかもしれませんが、
「THC」という大麻草の成分のひとつを蒸気化しやすく希釈するためである可能性が高いとのこと。
米国での取り扱いは州によってさまざま。
この症状に苦しんでいる人々の大半がTHC製品を使用しており、
路上の売人のような違法ルートから購入していたという。 「THC」は、現在までに米食品医薬品局(FDA)がテストしたほとんどのサンプルに
含まれており、ほとんどの患者は「THC」含有製品の使用歴を報告しているという。
米国家および州の最新の調査結果では、特に友人、家族、
または対面またはオンラインディーラーなどの非公式な情報源からの製品が
大部分の症例に関連しており、爆発的な広がりに寄与したとみている。
その希釈に「ビタミンEアセテート」が使用されていることはほぼ明らかとも言えるため、CDCは「THC」を含む電子タバコ製品とポッドを使用しないよう伝えています。
ーーーーーー さて、ここまで米国で起きているVAPE使用者の肺疾患についてお伝えしてきましたが、ここからは日本国内でのお話です。
わたしたちの『Steam Clinic with CBD』シリーズは国産リキッドですので当然使用しておりません。
しかし、並行輸入のVAPEリキッドには入っていてもおかしくないので注意が必要です。
近頃かなり表面化してきましたが、
国内で販売されているCBD製品からもTHCが検出されてしまったり、
CBDが表示よりも少ない量しか実際には配合されていなかったりすることもあります。
CBDもTHCも、おなじく大麻から抽出する成分です。
そして、THC単体での分離はかなり難しいとされています。
CBD製品へのTHCの混入は非常に問題となっていますので注意する必要がありますが、信頼できる製品を選ぶことができれば、
個々のライフスタイルを輝かせる驚くほどの自然の豊かな恵みを享受することができます。
こちらの記事がVAPEとCBDユーザーの皆さまのご不安の解消と、
製品の選択のご参考になりましたら幸いです!
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わたしたちの製品は健康的で安全であることを求めるお客さまに選ばれています。
ーCBDリキッド(国内製造)
初めての方や、普段使いに『Steam Clinic with CBD』
よりリッチな『Steam Clinic with CBD “EXTRA”』(近日発売!)
どちらもニコチン・タールフリー
ーVAPE
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