さて、こちらのタイトルの内容はCBDについてお耳のはやい方にとってはやや新鮮味にかけるかと思います。
というのはCBD入り飲料は現在は国内外ですでにいくつかのメーカーから発売されています。
■ファミマがCBD入り飲料販売を決定!
なんと今年3月に大手コンビニFamily MartでもCBDドリンクが取りあつかわれるという話。
とはいえ3/1現在のところ、日本のファミマの公式HPで”今週の新商品(2/26~3/4)””来週の新商品(3/5~3/11)”には記載なし。
気になる商品は、コロラド州とユタ州を拠点とするニューエイジビバレッジという飲料メーカーが製造販売する『Marley + CBD Mellow Mood』という缶入り飲料。25mgのCBDを含むそうです。
ニュースソースはアメリカ版forbes誌ですが、「サンフランシスコで開催された展示会において、日本に本拠を置くファミリーマートも3月に出荷されるその商品を取り扱う予定だ」という内容。
日本で販売するとは書いていません。つまり海外店舗のみでの販売もありえますし、そもそもニューエイジビバレッジという飲料メーカーからの出荷は3月です!という内容であってファミマでの販売時期や国については言及されていませんね。
さらに、”Marley + CBDの最初の市場展開は、大麻が合法であるコロラド州、オレゴン州、ワシントン州、およびミシガン州です。”という記載がありますので日本での販売はあるとしてもまだ先の話なのでは、と感じます。
しかしこちらのメーカーの飲料はアメリカ全50州と世界60カ国以上で国際的に販売されていて、世界でもっとも急成長している企業のひとつだそうなので、期待しつつ
ひきつづき最新情報に注意していたいと思います!
そして『コカ・コーラ社が参入検討』というニュースは昨年2018年9月のもの。
「大麻成分入り」というちょっとびっくりしてしまうような見出しでCBDをまだ知らないという人々をふくめて話題になりましたね。
以下はそのニュースの内容の抜粋です。
アメリカの清涼飲料水大手「コカ・コーラ」社が、大麻成分の入った飲料への参入を検討している。
同社は9月17日、ブルームバーグの取材に対して、「清涼飲料水業界の他社と同様、我々は大麻成分CBD(カンナビジオール)を、機能性健康飲料の材料としての成長に注目している」として、カナダの大麻メーカー「オーロラ・カンナビス」社と飲料開発について協議しているとコメントした。
CBDは大麻の成分だが向精神作用がなく、医療の現場では炎症や吐き気、痛みなどを抑える効果があると言われている。
■背景にはアメリカ政府の方針転換
こうした動きの背景にはアメリカ政府の方針転換がある。
アメリカの食品医薬品局(FDA)は6月25日、大麻から抽出した成分で作った新薬を初めて承認した。難治性のてんかんの治療用にCBDを精製したもので、今秋の販売を目指している。
(引用元:ハフポスト日本版2018年09月18日記事)
この承認された新薬はエピディオレックスです。
エピディオレックスは、まず難治性てんかんのひとつであるドラべ症候群に対する臨床試験が行われ、有効であることが 2017年に論文として報告されています。
有効成分の大部分がCBDであり、THCを含まないことから”医薬品グレードのCBDオイル”ともいわれるそうです。
こちらもまた別記事にしたいと思います。